漢字の感じ

2017年10月15日 (日)

焙:あぶる

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「焙」:ホウ、バイ、あぶる。 吾が家の生業は、父は「表具師」で、

母が「髪結い」でした。戦後親父は、抹茶の挽き臼四台を構えた

「お茶屋」を開業しました。「焙じ茶」も自動焙じ機を静岡から購入

香りの良い焙じ茶が、評判でした。昔は「焙烙ホウロク」(素焼きの

土鍋)がどの家にもあり、食べ物を炒ったり、蒸し焼きにするのは

よくありました。「焙」の右側(音ホウ・バン)は、、菩ホウ(まるいつ

ぼみ)とおなじで、まるく包むようにして、火にあぶる様子を描い

た漢字だそうです。さつまいもの輪切りを焙烙で焼いて、「ハフ・

ハフ」しながら食べたこと・・・懐かしいです。

2017年10月 8日 (日)

煌:あきらか

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「煌」;コウ、かがやく、あきらか。 「皇・天皇」の火、偉大で大きく

広がる火で、「煌煌コウコウ」とひかり、かがやく、または、光であか

るく、あきらかになる様子だそうです。「皇」上は白でなく自の略、

自は鼻→はじめで、「自はじめ+王」は、一番はじめの王のこと

だそうです。敦煌;地名、シルクロードの分岐点、。中国の歴史

文化の重要地域。輝煌は、それこそ光り輝く有様です。左の偏

が行人偏になると、「徨」は「彷徨ホウコウ」で、「皇(ひろく)行く」

ふらふらと、さまよい歩く様子となります。困ります・・・ネ。

2017年10月 1日 (日)

烽:のろし

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「烽」:ホウ、のろし。 山の峰に煙をあげて、遠くの味方に知ら

せる通信手段・・・、無線通信の始まりですね。よく似た漢字に

あう「逢アウ」があります。人が「出合う・出会う・出遭う・出逢う」、

と四つの熟語があり、それぞれ微妙に様子が違いますね。合

は、口にフタをする。会は、會の略字で多くの人が集まる。遭

は、雑然と予定なしに出くわす。逢は、お互いが歩いて峠(峰)

の頂点で出逢う。やはり「出逢う」が、山の烽を目指して歩み

寄る、親密で深いイメージを感じる、漢字に見えて来ますね。

2017年9月24日 (日)

焚:たく

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「焚」:フン、やく、たく。  「かきねの かきねの まがりかどたきび

だたきびだ おちばたき」、前のお宮の落ち葉が毎日ごみ袋一杯

づつ…。焚き火が出来た頃が懐かしいです。「林+火」林が燃え

る、と読めば、怖い漢字ですね。字源の頁には「焚舟フンシュウ」は

舟を焼いて戻らない必死の覚悟、「焚灼フンシャク」は火あぶりの刑、

「焚如フンジョ」は火事などと、厳しく恐い熟語が並んでいます。

「 さざんか さざんか さいた みち たき火だ たき火だ おちばたき

あたろうか あたろうよ しもやけおててが もうかゆい」良いですネ。

2017年9月17日 (日)

炭:すみ

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「炭」:タン、すみ。 「山+灰」で火山灰が思い浮かぶ漢

字です。が、「山+厂(崖がけ)+火」で、山の中から掘り

出した火の原料「石炭」を表す漢字だそうです。木で出来る

すみが「木炭」です。「炭素」「炭酸」「二酸化炭素」なぜ

「炭」の文字が使われているのか検索。carbonカーボンはラ

テン語のcarboカルボから。日本では江戸時代に「炭素」と

学者がつけたそうです。

 

炭は軽く思われていますが、炭素だけで出来たダイヤモンド

はけっこう高い価値が付いていますね。

 

 

 

2017年9月10日 (日)

火:ひ

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「火」:カ、ほ、ひ。 「燈火親しむ秋・・・」です。火は燃える様子を

描いた象形文字で、焼、爆、灯、炬、燵・・・、と多くの漢字に使わ

れています。炭火焼きを楽しむ、熱燗で一杯・・・、良いですネ。

昨日東名高速で、バスが火災事故で全焼しました。死傷者が無

くて幸いでした。火を「カ」と読むときは火災、火宅、火炎など、強

い、きつい感じの熟語ですね。字源に「ほ」と読む例「火糞ホグソ」

(ろうそくの燃えがら)のこと、勢いが無くなりますね・・・。

炉端を囲んで、熱燗一献楽しみましょう。

2017年9月 3日 (日)

放:はなす

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「放」:ホウ、はなつ、はなす。 放漫、放埒(やりたい放題)、放言

(言いたい放題)と並ぶと、酷い印象の漢字ですね。こんな上司

は放逐・追放したくなります。でも、旁の「方:ホウ、かた」は、←→

のように、左右、上下に直線上に伸びる様子を表す漢字だそうで、

方向、方正、方針、方策など、行く先を指し示す、真面目な印象の

漢字ですね。「放:はなつ・す」は放牧のように、自由に放し飼いに

するイメージ、「自由奔放」も、開放的でのびのびした印象を与える

漢字でもありますね。

2017年8月27日 (日)

敗:やぶれる

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「敗」:ハイ、やぶれる。 真夏の全国高校野球選手権大会!!。

優勝校の選手の晴れ姿。ひき替えて敗戦校の選手達の無念の

涙!。何時も胸がつまる思いですね・・・。この体験、「敗=貝+

攴(行動記号)」で、二枚貝が、力いっぱい開く様子と読めば、

「敗れた彼ら」の人生にとって、大きなエネルギー源となることと

信じます。「負けるが勝ち」の負けの字にも貝が使われています、

「失敗は成功の元」は、単なる負け惜しみではありません・・・。

2017年8月20日 (日)

救:すくう

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「救」:キュウ、すくう。 「救」は「求+攵(動詞)」で、救助を求める

と読めます。右の「求」は、動物の毛皮をからだに巻き、引き締め

る様子を描いた象形文字で、「救」は、引き締めて食い止める意

味の漢字だそうです。この頃、集中豪雨で洪水、崖崩れ、孤立し

て救援を求める映像がTV放映される日が続いています。台風が

迷走したり、雨雲が居座ったり、地球上の様子がやはり変です。

「か弱い人間」ですが、人口が増大して、エネルギーの消耗によ

る、温暖化が原因での、人災!!。自戒する時だと痛感です。

2017年8月13日 (日)

故:ゆえ

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「故」:コ、もと、ふるい、ゆえに。 お盆です。親戚一同、仏前に

集まり故人を偲びます。「故」の文字は多くの意味をもち、故郷、

故事、縁故、事故、などの熟語があります。「古」は固くなった頭

骨を描いた漢字で、「攵=攴ボク(動詞の記号)」がついて「固ま

って固定した事実」を表す漢字だそうです。ふるい、もとより、ゆ

えに、だから、などの意味をあらわせる、便利な漢字です。「温

故知新」古い言葉を読み直し、新しい真理を悟る、感謝です。

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