漢字の感じ

2017年12月17日 (日)

炸:はじける

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「炸」:サク、はじける。 「火+乍」は「火を作る」ことかな?と思い

ましたが違いました。「乍」は作のほかに、昨、酢、怍などの旁に

なり、「乍サ・たちまち・ながら」とよみ、刃物でさっと切る様子を描

いた象形文字だそうです。作は刃物で物をつくる、作業・動作を、

今日、昨日の昨は一日一日を区切って言うイメージでしょうか。

火偏の「炸」は火によって切れるさま、「炸裂サクレツ」強い火力でさ

っとはじけて割れる様子を表す漢字だったんです。バチッ・バチッ。

2017年12月10日 (日)

炒:いる

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「炒」:ソウ、いる。 はっきりしない秋?でしたが、一気に冬です。

沢山の暖房が欲しいところですが、炒:「少ない火」で寒々とする

漢字です。が、なんと「炒飯:ちゃーはん」のチャーなんです。最

近吾が家の昼食に、味の素の「冷凍炒飯」が手軽で、便利して

いますが、炒飯も結構強火でいためないとべとつきますょね。

・・・そうです、これは火の強さでなく、時間を少なく、強火でさっ

と素早く仕上げる、様子を表す漢字と言うことでしょうか・・・。

2017年12月 3日 (日)

燦:さん

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「燦」;さん。 「愛燦燦」、雨潸々、風散々,愛燦々とこの身に降っ

てと歌う、美空ひばりさんのTV画面が鮮やかに思い浮かびます。

燦の右の「粲サン」は、よく搗いて白くなった米を表す漢字だそうで

す。「火+粲」は、あざやかに輝く様子で、「愛燦燦」は、暖かくて

優しい太陽の光のような愛情が、さんさんと降りそそぐイメージ

です。「ああ、過去達はやさしく睫毛に憩う・・・」と続く歌詞ですが、

まぶたに浮かぶ過去の想い出を、こんなに優しく表現できる人、

小椋佳さん、魅事な作詞・作曲者ですね。

2017年11月26日 (日)

胞;ほう

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「胞」;ほう。 月を包むとは、優しいイメージの漢字です。が、この

月は肉づき:からだを表し、「同胞」は同じ母体に包まれ育った兄

弟姉妹をあらわす漢字だそうです。 包を含む漢字には、抱飽砲

泡咆袍庖鞄と沢山あります。よく見ると包の中が「己キと巳ミ」にな

っています。「己」は、おのれ・じぶん。「巳」は、み・まだ。の意味で

すが、なぜこのように使い分けられているのでしょうネ。よく似た漢

字があり 【巳ミ】と【已イ】と【己キ】の字は似ているので、「みはうえ

に、すべはなかばに、おのれはしたに」とその違いを覚えました。

2017年11月19日 (日)

咆:ほえる

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「咆」:ホウ、ほえる。 ほえるには、「吠える」犬の口からワンワン

とほえる様子がぴたりの漢字がありますが、この「口を包む」が、

なぜ「ほえる」のでしょう?。漢字源には「まるく包んだ口から含み

声でほえる姿」をあらわすそうです。『咆哮ホウコウ・咆吼ホウコウ』は、

犬や狼、虎やライオン、猛獣がほえる、猛り吼える様子を表す熟

語ですね。よく似た漢字に、鉄砲:てっぽうの「砲ホウ:いしゆみ」が

あります。こちらは石を包んでバネ仕掛けで飛ばす武器を表す漢

字だそうです。

2017年11月12日 (日)

袍:わたいれ

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「袍」:ホウ、わたいれ。 「衤:衣+包ツツム」外から包むように着る

上着。黄袍コウホウ:天子が着る黄色の上着。青袍セイホウ:官吏、身

分の低い者の上着のこと。さて、急に寒い風が吹き、コートが欲し

くなりました。外出で困るのが、「ホット下着」で安心してると、空調

の効いた店内では暑くて大汗をかき、風邪を引く・・・!。ような事

態になります。やはり、重ね着をし、着たり脱いだりしてコントロー

ルすることにしてます。昔は空調は無く、褞袍(オンポウ・どてら)を

着て炬燵に入って、焼き芋食べて寒さを防いでいました…ね。

2017年11月 5日 (日)

包:つつむ

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「包」:ホウ、つつみ、つつむ。 包みの中の字、己(キ・おのれ)

は元は巳(ミ:胎児)をつつみ、身ごもる様子を描いた漢字だそ

うです。当用漢字で己になったそうです。つつむ、物を中に隠し

て包み込む、包含、包括、包容、包装、包帯などの熟語、又こ

の包を含む漢字には、同胞、抱える泡、など沢山ありますが、

全体に柔らかで優しいイメージです。ドラマなどで「包み隠さず

申せ!」と言う台詞がありますが、近頃いろいろ隠し事が多い

ようです・・・ネ。

2017年10月29日 (日)

爍:シャク

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「爍」:シャク、とかす。 「火が楽しい」珍しい漢字ですね。時々こう

いう不可解な漢字に出合って、字源を探る楽しさもあります。あか

あかともえる火、ぎらぎら光るようす。金属を熱してとける、とかす

ようすを表す漢字だそうです。で「火+樂」は音符(音を借りる)だ

と言うのですが、楽は「ガク、ラク」なので、シャクとは読めません。

「爍熱シャクネツ」かっかと熱い、金属も溶かす「爍金シャクキン」、ぐつぐ

つ溶ける様子を想像すれば、いくらかイメージできます・・・。「灼爍

シャクシャク」なまめかしく、あでやかなようすを言う熟語もあります。

2017年10月22日 (日)

「灸」:やいと

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「灸」:キュウ、やいと。「お灸」は「もぐさ」を「つぼ」において

火をつけ、その熱で痛み、疲れ、病気を治す治療法です。が、「灸を

据える」と言うのは、人をきつく叱る、罰を与えることも云います。

「灸」は「久+火」と書き、久(ながくつづく)火を表し、山形に積

んだもぐさの先端に火をつけ、じっくり燃えて、じわじわと熱さが身

体に伝わってゆく様子を表す漢字だそうで、バシッと効くので無く、

じわじわと効いてくる、叱り方を云うわけですね。最近の灸療法は

「温灸」で、いきなり灸を据えないで、間に枇杷の葉などを入れて灸

を据えるようです。叱り方も「温灸法?」になってるようですネ。

 

2017年10月15日 (日)

焙:あぶる

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「焙」:ホウ、バイ、あぶる。 吾が家の生業は、父は「表具師」で、

母が「髪結い」でした。戦後親父は、抹茶の挽き臼四台を構えた

「お茶屋」を開業しました。「焙じ茶」も自動焙じ機を静岡から購入

香りの良い焙じ茶が、評判でした。昔は「焙烙ホウロク」(素焼きの

土鍋)がどの家にもあり、食べ物を炒ったり、蒸し焼きにするのは

よくありました。「焙」の右側(音ホウ・バン)は、、菩ホウ(まるいつ

ぼみ)とおなじで、まるく包むようにして、火にあぶる様子を描い

た漢字だそうです。さつまいもの輪切りを焙烙で焼いて、「ハフ・

ハフ」しながら食べたこと・・・懐かしいです。

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