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2019年2月

2019年2月24日 (日)

耽:ふける

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「耽」:タン、ふける。 右側の字は「沈シズム」と同じで、下に押し
 
しずめる様子で、「沈チン」は水の中へしずめる、「枕マクラ」は頭を
 
しずめて休む、「酖フケル」は酒に深入りして「酒におぼれる」様子、
 
「耽タン」は、耳がしずむ?、耳が上から下へ深く垂れさがる様子、
 
転じて、深入りすることだそうです。「耽色タンショク;女色に耽る」。
 
「耽美タンビ;最高美を求め熱中する」。「耽溺タンデキ;夢中になっ
 
て溺れる」が、耳が溺れて、周りの様子が分からない様子がピ
 
タリ合う感じの漢字ですね。

2019年2月17日 (日)

聒:かまびすし

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「聒」:カツ、かまびすし。 耳の横で舌がペラペラ、がやがやと、
やかましい、様子を「かまびすしい」と言い表して「耳+舌」と描
いたようです。舌を使う漢字には、生活、活発、いきる、い

かすこと。ひとつにまとめる一括の括;くくること。当然そうなる
筈;はず。などがありますね。「言+舌」の右は舌(千口)で、
無駄なはなしで、雑談になることが多く。語るの右は「吾(五口)
で、吾の体験を五口(言葉少なく)まじめに伝える様子ですね。

2019年2月10日 (日)

搆;かまえる

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「搆」:コウ、かまえる。 搆の右の「冓コウ」は、木や竹を上下同

じように組立てた様子で、よく似た漢字があります。「構」は木
を組んだ構造物。「講」は言葉をわかりやすく組む立て語る講
談、講師。「購」は、お互い貝(貨幣)と物品を取引する購買。
「溝」は水路の両側を石や木で組む溝ミゾなどです。手偏の

より、木編の構を使う熟語のほうが、構図・構成・構築・構想な
ど多くあります。手を使うことが多いのに不思議ですね。

2019年2月 3日 (日)

抜:ぬく

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「抜」:バツ、ぬく。 抜擢、抜群、選抜など、手偏に友と書く抜

は、友を押しのけている様子に読める漢字です。が、抜の旧字

は「拔」で、友ではなく「犬+ノ」と書き、犬が後ろ足を斜めに跳

ね上げた姿、跋バツ(足をはねる)の原字で、それに手をつけて

余計なものを払いのけ、それだけぱっとぬきとることをことを言

う漢字だそうです。「友」と「犬の足」、友人を蹴飛ばしてひとり

平気で威張っている輩が、やがて落ちぶれる姿、哀しいです。

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