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2017年10月

2017年10月29日 (日)

爍:シャク

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「爍」:シャク、とかす。 「火が楽しい」珍しい漢字ですね。時々こう

いう不可解な漢字に出合って、字源を探る楽しさもあります。あか

あかともえる火、ぎらぎら光るようす。金属を熱してとける、とかす

ようすを表す漢字だそうです。で「火+樂」は音符(音を借りる)だ

と言うのですが、楽は「ガク、ラク」なので、シャクとは読めません。

「爍熱シャクネツ」かっかと熱い、金属も溶かす「爍金シャクキン」、ぐつぐ

つ溶ける様子を想像すれば、いくらかイメージできます・・・。「灼爍

シャクシャク」なまめかしく、あでやかなようすを言う熟語もあります。

2017年10月22日 (日)

「灸」:やいと

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「灸」:キュウ、やいと。「お灸」は「もぐさ」を「つぼ」において

火をつけ、その熱で痛み、疲れ、病気を治す治療法です。が、「灸を

据える」と言うのは、人をきつく叱る、罰を与えることも云います。

「灸」は「久+火」と書き、久(ながくつづく)火を表し、山形に積

んだもぐさの先端に火をつけ、じっくり燃えて、じわじわと熱さが身

体に伝わってゆく様子を表す漢字だそうで、バシッと効くので無く、

じわじわと効いてくる、叱り方を云うわけですね。最近の灸療法は

「温灸」で、いきなり灸を据えないで、間に枇杷の葉などを入れて灸

を据えるようです。叱り方も「温灸法?」になってるようですネ。

 

2017年10月15日 (日)

焙:あぶる

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「焙」:ホウ、バイ、あぶる。 吾が家の生業は、父は「表具師」で、

母が「髪結い」でした。戦後親父は、抹茶の挽き臼四台を構えた

「お茶屋」を開業しました。「焙じ茶」も自動焙じ機を静岡から購入

香りの良い焙じ茶が、評判でした。昔は「焙烙ホウロク」(素焼きの

土鍋)がどの家にもあり、食べ物を炒ったり、蒸し焼きにするのは

よくありました。「焙」の右側(音ホウ・バン)は、、菩ホウ(まるいつ

ぼみ)とおなじで、まるく包むようにして、火にあぶる様子を描い

た漢字だそうです。さつまいもの輪切りを焙烙で焼いて、「ハフ・

ハフ」しながら食べたこと・・・懐かしいです。

2017年10月 8日 (日)

煌:あきらか

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「煌」;コウ、かがやく、あきらか。 「皇・天皇」の火、偉大で大きく

広がる火で、「煌煌コウコウ」とひかり、かがやく、または、光であか

るく、あきらかになる様子だそうです。「皇」上は白でなく自の略、

自は鼻→はじめで、「自はじめ+王」は、一番はじめの王のこと

だそうです。敦煌;地名、シルクロードの分岐点、。中国の歴史

文化の重要地域。輝煌は、それこそ光り輝く有様です。左の偏

が行人偏になると、「徨」は「彷徨ホウコウ」で、「皇(ひろく)行く」

ふらふらと、さまよい歩く様子となります。困ります・・・ネ。

2017年10月 1日 (日)

烽:のろし

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「烽」:ホウ、のろし。 山の峰に煙をあげて、遠くの味方に知ら

せる通信手段・・・、無線通信の始まりですね。よく似た漢字に

あう「逢アウ」があります。人が「出合う・出会う・出遭う・出逢う」、

と四つの熟語があり、それぞれ微妙に様子が違いますね。合

は、口にフタをする。会は、會の略字で多くの人が集まる。遭

は、雑然と予定なしに出くわす。逢は、お互いが歩いて峠(峰)

の頂点で出逢う。やはり「出逢う」が、山の烽を目指して歩み

寄る、親密で深いイメージを感じる、漢字に見えて来ますね。

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