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2010年9月

2010年9月30日 (木)

蛭:ひる

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「蛭」;テツ、ひる。 「至イタル」は「窒チツ」と同じで、ふさがると言

う意味の文字で、水の中や、山の中で、人の肌に吸い付いて、

血を吸う、嫌われ者です。  でも「至る」には、目ざす所に届く、

「必至」にそうなる、など強い執念を感じる漢字で、「ヒル」には

ピタリですね。 とは言っても、虫は嫌われることが多く、特に

「蛭のような奴」と言われる人間は、粘っこくて執念深くて、友

達にはしたくない人種ですね。「虫」今日で終わりにします。

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2010年9月29日 (水)

蝟:はりねずみ

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「蝟」:イ、はりねずみ。 「胃の中の虫」?。不思議な漢字です

ね。この字は、「胃袋イブクロ」のように丸くなる虫の姿を描いた

漢字で、針のように鋭い剛毛の生えたねずみ、「はりねずみ」

のことでした。 外敵に会うとクルンと丸くなり、針山のようなボ

ールになって身を守る、虫ではなくて小動物ですね。写真を見

ると、とても可愛らしくて、愛嬌のある顔と姿をしています。

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2010年9月28日 (火)

蝿:はえ

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「蝿」:ヨウ、はえ。 近頃めっきり見なくなった「蝿ハエ」ですが、

つい先頃猛暑の続く中、二匹の蝿が我が家に舞い込んできま

した。「○○ジェット」でイチコロしました。 「五月蠅ウルサイ」いん

ですね、あのキリキリと渦巻くよう、よじれた円形を描いて飛び

回る様子が、「縄ナワ」に似てるので、糸を虫に変えて「蝿ハエ」と

書いたそうです。昔、中国では 「蝿の集タカる料理は御馳走な

のだ」と言われたものだ、とよそのお爺さんが言ってました

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2010年9月27日 (月)

蜘蛛:くも

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「蜘蛛」、チチュウ、くも。 二つの字で昆虫の「くも」。知と朱の

文字と、網の中央でじっと留まる様子に、思慮深い、哲学者の

姿を連想しますね。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を想います。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html

あの細い糸の強さ、弱さ、人間の罪深さ、お釈迦様の慈愛の

大きさを、じんわりと感じる物語です。子供の頃、近所のお寺

で、「紙芝居」で見せてもらった時のこと、思い出しました。

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2010年9月26日 (日)

蜚:ごきぶり

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「蜚蠊」:ゴキブリ。 立派な名前を付けられたものですネ。通

称「あぶらむし」古い名前は「あくたむし・つのむし」ですって!。

嫌われ者の代表ですが、「蜚;虫に非ず」「蠊;廉イサギヨイ虫」と

は恐れ入りますね。漢字源でも簡単に出てこない漢字なんで

す。「蜚トブ」は、「虫に非アラズ」ではなくて、「非ヒ」は羽根を開い

た様子で、「飛ぶ虫」を表す文字でした。汚物の中でも生きてい

るのは、脳組織に「強力な殺菌作用」を持つから、らしいですよ。

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2010年9月25日 (土)

蟇:がま

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「蟇・蟆」;バク、がま。 蟇は蟆の異体字で、どちらも「がま」の

こと。莫バク(暮れ)の虫で、夜活動する虫の様子を表す漢字で

すね。「がま口」は蟇の口に似て、大きく口を開き、パチンと閉

まる金具が付いてる金入れ(財布)です。今は無き「蟇の油売

り」は、「さあさあお立ち会い、四面の鏡に写る己の姿に驚いて、

たらりたらりと脂汗…、それを集めて作った陣中膏はがまの油」

と、美事な口上で「馬油バーユ」を売る大道芸は愉快でしたね。

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2010年9月24日 (金)

蚋:ぶよ

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「蚋」;ゼイ、ぶよ。 ブユ、ぶと、などの呼び名があり、昔は田

舎でよく刺されました。 「内気な虫」と書きますがとんでもない

赤く腫れ上がり、猛烈な痒みで、蚊に刺されるような生やさしさ

ではありません。実は蚊のように、遠慮がちにストロー(針)で

吸うのでなく、「囓ゲツ」;皮膚を噛み切って血を飲む、と言う嫌

な虫なんです。近頃はあまりいなくなり安心ですが、今では人

間の顔をして、弱者を食い物にする悪い「ブト人」に注意ですネ。

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2010年9月23日 (木)

蚣:むかで

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「蜈蚣」;ゴコウ、むかで。 「蜈ゴ」は「娯」や「誤」の同類で、ア

レ?おかしいぞ!とか、楽しく騒ぐ様子が、「百足ムカデ」のザワ

ザワ這いずり廻る姿を感じさせる文字ですね。「蚣コウ」は「公」

で「水戸の御老公」のように、長老を敬う敬称ですが、百足を

百才の爺様として、尊称「呉公」と呼び、虫扁をつけて、虫の長

老「蜈蚣ゴコウ」と名付けたと言うことです。人間の心は「虫けら」

などと蔑む一方で、こうした「尊称」を与えたり、勝手ですね。

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2010年9月22日 (水)

蜥:とかげ

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「蜥」:セキ、とかげ。 「蜥蜴セキエキ」で「とかげ」ですが、「蜴」は

平易;たいら、うすくたいらなとかげの様子を表し、「蜥」は析セキ

;ばらばらにきれる、尻尾が千切れても生きている虫を表し、蜥

と蜴で「とかげ」の特徴をうまく表現してますね。 「石竜子トカゲ」

は、裏の庭の石の上で日向ボコをする姿を思わせます。 さて、

汚職事件で、部下や秘書が罪をかぶり、罷免されても本体の上

司はびくともしない、「トカゲのしっぽ切り」はひどい話ですね。

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2010年9月21日 (火)

蝸;かたつむり

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「蝸」:カ、かたつむり。 正確には「蝸牛カギュウ」と書きますが、

呼び名はカサツムリ、マイマイ、デンデンムシなどの方言があ

りますね。「咼カ」はまるい穴のことで、まるい殻の中に身を入

れる様子を描いた文字だそうです。丸い笠を身につけている

ので「かさつむり」。「でんでんむしむし、かたつむり、つのだせ

やりだせ、めだまだせ」の童謡のように、なかなか目や角を出

さないので、「出ん出ん虫」と子供達が名付けたとも言います。

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2010年9月20日 (月)

蚕:かいこ

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「蚕」:サン、かいこ。 むかしの農家は、人間より「お蚕様」が

大事にされた、蚕を飼うのに都合の良い家屋でした。 まさに

「天の虫」と呼ばれる感じの存在でしたね。でも旧字は【蠶サン】

と書き、上の半分は「潛:潜セン」もぐると同じで、桑の葉の間に

潜り込んで食う様子を描いた文字だったようです。昔、親戚の

農家で、蚕棚の部屋に入ったとき、桑の葉を食べる蚕達のザ

ワザワの音が、「蠶・蠶サンサン」の漢字がぴたり合いました。

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2010年9月19日 (日)

蝗:いなご

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「蝗」:コウ、いなご。  外国で、いなごの大群が稲を食うだけ

でなく、大きな被害が出ていました。何故イナゴが「虫の皇オウ」

なのでしょうね。吾輩の子供時代、食料不足!この「いなご」を

捕って、から煎りし佃煮にして食べました。お世話になっていた

んです。いつかデパ地下で見てびっくり!。でも買ってまで食べ

る気にはなりませんでした。イナゴは今も田圃に居るのでしょう

か、農薬の影響で絶滅…、人には無害なのでしょうか。心配

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2010年9月18日 (土)

蚓:みみず

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「蚓」;イン、みみず。  今年の夏は、猛暑・酷暑でした。 裏の

駐車場に、干涸らびた「蚯蚓ミミス」゙を見つけました。普通みみず

は地上を歩きませんね、もっぱら地下に潜って、地中を移動し

ています。ずるずるひっぱる様子を「引く虫」と書いた文字なの

でしょう。 ズルズル、ノロノロと、ゆっくり過ぎて、あの強烈な日

光では、乾燥して死んだのでしょう。蛇と同じく嫌われ者ですが

、地中を耕してくれている、農家には大切な応援者なのですね。

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2010年9月17日 (金)

蝙:こうもり

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「蝙」:ヘン。  「こうもり」は、「蝙蝠ヘンプク」と書きます。蝙の

扁ヘンは、扁平ヘンペイ、薄く平たい様子を表して、こうもりが夕

方ひらひらと舞うように飛ぶ姿を書いた文字だそうです。  日

本ではコウモリは嫌われ者ですが、中国では「蝠」は「福フク」

に通じるので、縁起が良いとされてるようです。こうもりは、鳥

だか獣だかがハッキリしないので、八方美人的な人を、蝙蝠

みたい!と嫌われます。決断できない政治家さんご用心

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2010年9月16日 (木)

蚤:のみ

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「蚤」:ソウ、はやい、のみ。 最近は、殺人「虱シラミ」が現れて

ニュースになっていましたが、「蚤ノミ」はほとんど見なくなりまし

たね。昔、飼っていた犬が、散歩のとき蚤を拾って、しばらく大

変でした。  この文字は、小さい虫の上に、右手を表す「又マタ」

に、爪(点々)をつけて、蚤にくわれて、痒くなり、ばりばり掻き

たくなる感じを描いたと漢字だと言われます。 「隔靴掻痒カクカソ

ウヨウ」(靴の上から痒みを掻く)じれったい気分にピタリですね。

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2010年9月15日 (水)

蛇:へび

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「蛇」;ジャ、ダ、へび。 「它タ」は、家の中で人がしゃがむ様子

に見えますが、頭の大きい毒へびを描いた文字だそうです。

体が長く伸びて、くねくねと進む姿は気味悪い感じですね。髪

がへびの姿をした魔女の絵がありましたが、恐いイメージです。

昔の写真機の「蛇腹ジャバラ」もすごい発明品でした。 水道の

「蛇口」は、便利で重宝ですし、  蛇の絵に、足を描いて懸賞の

酒を飲み損ねた故事から、余計な事を「蛇足ダソク」と言います。

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2010年9月14日 (火)

蛩:こうろぎ

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「蛩」;キョウ、こうろぎ。 「恐オソレ」と似た文字で、「恐ろしい虫」

の感じの漢字ですね。たしかに、昆虫図鑑でクローズアップさ

れた顔は恐いです。普通「蟋蟀コウロギ」と書くのが多いようです

が、小学生には、画数が多くて覚えるのが大変です。「蟋蟀」

は「シッシュツ」と読み、羽根をサッサッと摩擦させて音を出す

様子を真似た「擬声語ギセイゴ」だそうです。だから、こうろぎ

だけでなく、「きりぎりす」の名前にも使うようです。 秋ですネ。

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2010年9月13日 (月)

蚪:おたまじゃくし

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「蚪」ト、トウ。  オタマジャクシは「蝌蚪カト」と書くそうです。が

、字の形から見れば、「蝌」より「蚪:虫に斗(ひしゃく)」の方が

「おたまじゃくし」の姿にふさわしく感じる漢字ですね。 古い歌

の文句に 「おたまじゃくしは蛙の子、鯰ナマズの孫では無いわ

いな、それが何より証拠には、やがて手が出る、足が出る。」

ウクレレを弾きながら、ユーモラスに歌ってたのは?誰でした

か。今は忘れましたが、歌は自然に口ずさめますね……

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2010年9月12日 (日)

蟷;かまきり

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「蟷」:トウ。  「蟷螂トウロウ」はかまきりの名前で、あの鎌を持

って身構える姿は、「蟷」、「當:当アタル」、強い相手にも、怯ま

ず当たってゆく虫の姿を感じます。 また「螂ロウ」は、「郎ロウ=

良い男」で、格好いい姿の虫を描いた文字ののです。 「蟷螂

の斧」と言う言葉がありますが、「勝ち目のない相手に無策で

挑む無謀なさま」を言い表す中国の故事による言葉です、今

日本の政治・経済界で、よく見かけるようです ネ … 。

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2010年9月11日 (土)

虻:あぶ

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「虻」ボウ、あぶ。 「虫が亡くなる…」死んだ虫?。亡走、逃げ

て隠れる。亡国、国を亡ぼす。亡命、国から逃げ出す。良くな

い感じの漢字ですね。 が、虻の亡は、小さくて見えにくいもの

を表し、小さい羽虫の姿を表す文字でした。 「虻蜂取らず」と

言う言葉がありますが、子供の頃、虻も蜂も危険な虫なので、

取らない方が良いよ!と言うことだと思っていたのです。あれ

これ両方を欲張ると、どちらも捕れないよと言う、忠告でした。

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2010年9月10日 (金)

蛙:かえる

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「蛙」:ア、かえる。 「圭カド」は桂カツラ・鮭サケなど、△型の格好

の良い姿を表す字形ですね。「佳人カジン」美しい女性のイメー

ジを想像しますが、この「蛙」の場合は「圭ケイ・音符」で、さわが

しい、ワイワイやかましい、かえるの鳴き声を表す「擬声語ギセ

イゴ」だそうです。 蛙の声を聴かなくなって随分たちます、田圃

が少なくなった事と、農薬で虫がいなくなり、蛙が生きられなく

なっているとの、噂も聞きますね。自然を大事にしなくては

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2010年9月 9日 (木)

蛾;が

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「蛾」:ガ、あり。 蝶に似ているが、夜間に飛び、羽根をひらい

て止まる、毛虫の成虫ですね。 「蛾眉ガビ」とは、細長くくっきり

目立つ、美人の眉のこと…。蛾は娥(みめよい・器量よし)と同

じだそうですが…。蝶は「木の上の世界」へ、青空へ、と大きな

夢と希望をもって、虫の世界から自由に飛び立つ感じの漢字。

蛾は、「我々は虫なんだ!」と頑なに「我を張って」皆に嫌われ

者の感じの漢字ですね。もちろん「蛾」にも色々いますね。

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2010年9月 8日 (水)

蝶:ちょう

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「蝶」:ちょう。 あの猛暑の中でも、ひらひらと飛び回っていた

「蝶」。「枼ヨウ」は「葉ヨウ」とおなじ、薄い木の葉のような羽根を

もつ虫の姿ですね。 先月お盆の頃、紋白蝶が仏間に迷い込

み、亡き父母や祖母の「魂」が、帰って来たのかなと、見てい

ましたら、すぐ外に出てゆきました。 ひらひらと舞い上がり、

向かいの神社の木の方へ飛んで行き、木の梢に止まり、「木

の上で世の中」を、我が家を見守っているようでした。  感謝。

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2010年9月 7日 (火)

蜂:はち

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「蜂」:ホウ、はち。 「峯」は「峰ミネ」の異体字で、△型のとがった

山、頂上を表す文字ですね。「虫の峯」かっこ良い漢字です。前

に我が家の裏庭に、「すずめ蜂」が巣をつくって、大騒ぎしました

が、女王蜂を中心にして、△型の集団で移動する姿を描いた字

らしいです。 今民主党が代表選で、各地駅頭で二人の候補が

演説をしていますが。それぞれの陣営が、「蜂起ホウキ」の様相を

見せていますが、いまひとつ盛り上がりに欠ける感じですね。

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2010年9月 6日 (月)

蟻:あり

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「蟻」:ギ、あり。 右の「義ギ」は、義理、正義、律儀など、人と

しての道義(すじみち)を正す意味を言う漢字です。 あの蟻の

働く姿は、イソップ物語の「蟻とキリギリス」の,モデルになるほ

どの律儀さ、真面目さで、「義の虫」とは、まさにピタリの漢字

ですね。 議;会議、議会、議論、決議。儀;儀礼、儀典。など

「義」は「羊+我」(やさしい羊が我を張る)姿に見えてきました

が、蟻の生き方から、我ワレ・自分をかえりみて見ます。 

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2010年9月 5日 (日)

蛍:ほたる

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「蛍」;ケイ、ほたる。 旧字は「螢」で、上部が「…テンテン」でなく

「火火」で「榮」や「營」と同じで、「灯火トモシビ」「炉端」のように、

火でとりまく様子を言い、お尻のまわりを、あかるく光らせる虫

を文字にしたのですね。子ども時代は、近くの「木曽川」の小

堤防に行けば、手づかみで何匹でも捕れました。螢篭に入れ

、水をかけて、光を強くさせる……、楽しい情景が浮かびます。

同じ文字でも「蛍光灯」では、全く情緒がなくなりますね。

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2010年9月 4日 (土)

蚊:か

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「蚊」;ブン、か。 庭の水遣り、暑さと蚊の集中攻撃で、つらい

仕事です。「文の虫」で、読書家の姿を思い浮かべますね。文

は縄文の細かい模様を写しで、文字としたもので、小さい、細

かいの意味があるようです。 小さい、細かい虫なので「蚊モン」

と書き表した文字のようです。また「文文、ブンブン」と、耳元で

うるさい羽音をたてるので、「蚊ブン」と名付けたとの説もあるよ

うです。横浜の、娘のマンション地下駐車場の蚊が凄いです。

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2010年9月 3日 (金)

蛉;とんぼ

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「蛉」:レイ、リョウ。 「とんぼ」は「蜻蛉トンボ」と書きます。蜻セイ

も蛉レイも、すっきりして清らか、細くてきよらかな姿を表す文字

で、秋の青く澄み切った空を、スイスイと飛ぶとんぼを、美事に

描き表した漢字ですね。この「蛉」の「令」は「鈴虫」の鈴にも使

われていて、あのスズムシのきよらかな鳴き声とおなじく、秋の

風情を、一段と強める感じの漢字に思えます。「蜻蛉セイレイ」は

薄い羽根で、ゆらゆらと飛ぶ「かげろう」とも、読むのですね。

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2010年9月 2日 (木)

蝉:せみ

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「蝉」;セン、せみ。 九月になって、もう虫の声が涼しく鳴くは

ずなのに、時折弱々しい蝉の声が聞こえています。 気温は

たしかに「真夏!」ですから、不思議ではないですね。蝉は鳴

くのではなくて、羽をこすり合わせて音を出す体ごと「楽器」な

のだと教えられても、ぴーんとこないで、捕まえて解剖した子

ども時代を思い出しました。右の「単」は、着物の単衣ヒトエの

ように、薄い羽根を付けた虫(昆虫)の姿だったんです ね。

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2010年9月 1日 (水)

虫;むし

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「虫」;チュウ、むし。 ようやく九月ですが、まだまだ寝苦しい

夜が続き、虫の声が待ち遠しいですね。 「虫」は地面の中か

ら生まれ出るイメージですが、へびの姿を借りた象形文字だ

そうです。「蟲」、は会意文字で、虫虫虫と小さな生き物が寄

り集まり、モゾモゾしてる感じですね。 漢字源には、羽虫は

鳥類、毛虫は獣類、甲虫は亀類、鱗虫は魚類、なんと人類

は裸虫、はだか虫ですって。弱虫・泣き虫さんがいますね。

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