« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月

2010年5月31日 (月)

国;くに

Photo

「国」;コク、くに。 □の中に「玉ギョク」(美しく丸い宝石)で、大切

な人(王様や人民)を守るのが国(くに)と言う文字でしょうか?。 

旧字は「國」で、中が玉ではなくて「或ワク」(あるいは、まよい)を

書いていました。 不確かな地域を□の枠で囲んで、「我が國」を

主張したのでしょうか。  くには「圀クニ」の字もあり、こちらは□を

八方に分けた感じの漢字ですね。「国」と言うのが、いかに面倒

でややこしいものであるか、「世界は一つ…」は夢物語でしょうか。

・・・・・・

2010年5月30日 (日)

囮;おとり

Photo

「囮」;カ、おとり。 囲いの中の字は「化バケル」で、姿を変えて違う

形になることですね。他の鳥をだまして、おびき寄せるために、飼

い鳥を籠(囲い)にいれて見せる様子ですね。 人を誘い寄せるた

めに利用する人やものを「おとり」といいいます。最近、世間では

こうした偽物による商法や、警察の「囮作戦」、政治家の 選挙目

当ての「囮戦法」など、油断ならない事柄が横行してます。  見る

からに、妖しい、「お化け」を囲い込むのは止めましょう…。

・・・・・・

2010年5月29日 (土)

圏;かこい

Photo

「圏」;ケン、おり、かこい。 「巻き込んで囲う」様子が一目で感じ

取れる漢字ですね。「巻ケン」はまきもの、「拳骨ゲンコツ」は掌を握

って(巻き込む)固めたもの、どれも丸くまとめる形ですね。 おり

と読むのは、家畜を飼うとき、周囲をとりまく柵や囲いを言うので

すね。守るための「圏」が、他を拒否する堅固な城壁に囲まれる

とき、「圏内:圏外」で人の心が対立して、争い事が起こります。

沖縄の基地問題も、「県外:圏外」と悲しいですね。

・・・・・

2010年5月28日 (金)

園:その

Photo

「園」;エン、その。 「袁エン」はゆったりした着物のことで、ゆった

りとした土地、庭を囲んだ様子を表す漢字ですね。園と言えば動

物園、ズバリ、囲いの中に「猿サル・エン」を飼っている所ですね。

遠トオイ、薗ソノ、庭園、田園、荘園、学園など、広々とゆったりとし

たイメージが浮かびます。茶園では今は新茶の季節、新緑の茶

畑の様子もすがすがしいものです。知り合いの「園田」さん、爽や

かなご夫婦です。九州の熊本…、会いたいな、行こうかな…

・・・・・・

2010年5月27日 (木)

回;めぐる

Photo

「回」カイ、まわる、かえす、めぐる。 ぐるっとまわる、まわりを囲

む、首をめぐらす、など回転を示す漢字ですね。「囘カイ」は(異体

字)ですが、なるほど、囲いの中で回っている感じですね。 また

何か繰り返すとき、その回数を「1回~2回」と数えます。 口をも

う一つ大きい口で囲む字は、 口々に繰り返される様子に見えて

きます。この「一字一言」も、毎日繰り返して書き続けて、今日で

「五百回!」500日目になりました。楽しんでますありがとう。

・・・・・・

2010年5月26日 (水)

困:こまる

Photo

「困」;コン、くるしむ、こまる。 木をしっかり□のかこいに押し込

んで、動きが取れない状態にされた漢字ですね。「古」が囲まれ

た「固コ」も固くて窮屈ですが、沖縄の「辺野」も、基地問題に

縛られて「困惑」状態ですね。 基地など要らない、「戦争の無

い世界」が何故実現できないのでしょうか。タイや中国などで

同じ国内でも争いが起こるのは、貧困・困窮者の援助や救済が

上手くされず、不満、不安のマグマが暴発するのですね。

・・・・・・

2010年5月25日 (火)

図:えがく

Photo

「図」;ズ、ト、はかる、えがく。 □の中に「ツ・メ」込む、紙に形を

押し込めて書き付けた「地図」「図面」 。旧字はもっと細かく詰め

込んだ「圖」でした。 小学生時代「図画・工作」は「優」でしたが、

工業学校での「製図」はまさに「圖」面で、面白味がなくて苦手で

した。 「意図イト」ものを考える、はかり事、考えを書き出す、など

と言います。「図南トナン」は南に向かって行こうとすることで、沖縄

への「基地」問題は、やや「謀図ボウト」の感じが匂いますね。

・・・・・・

2010年5月24日 (月)

囲:かこむ

Photo

「囲」;イ、かこう、かこい、かこむ。 井戸をかこむとか、囲炉裏を

かこむ感じの漢字ですね。でも旧字は「圍」と書いて「井」ではなく

て「韋イ;」だったのです。「韋イ;」は、偉い(大きくて立派)とか、違

い(逆向き、くいちがい)を表す字にも使い、それを四角でかこむ

様子は、けっこう余裕のある印象でもありますね。人にはそれぞ

れ固有の「雰囲気」を感じますが、そこから人柄を感じ取り、好き

や嫌いを決めています、人間関係も、囲いを外して行きたいです。

・・・・・・

2010年5月23日 (日)

団;まどか

Photo

「団」;ダン、トン、まるい、まどか。 囲炉裏イロリをかこみ一寸チョット

一休み、一家団らんをイメージする文字ですね。旧字は「團」と書

いて囲いの中が「寸スン」ではなく「専セン」なのです。専は、もっぱら、

ひたすら、それ一筋、という姿の意味で、寸スンの少し、わずか、に

比べてずいぶん違う感じですね。「團結ダンケツ」とか「軍團グンダン」

には「團」が似合いますが、「団扇:うちわ」や「団栗:どんぐり」には

「団」の方が、よく似合っているように、思えますね。  。

・・・・・・

2010年5月22日 (土)

固;かたい

Photo

「固」;コ、 かたまる、かたい。 「古フルイ」は、時が経ちふるくなっ

て、干からびた先祖の頭蓋骨ズガイコツのことだそうです。大切な

先祖のお骨を、しっかり囲んで祀った様子が 「固カタメル」の字だ

そうです。「堅固」「強固」などは、真面目で男らしい感じですが、

「頑固」「固執」はかたくなで、融通のきかない嫌われ者の印象

になりますね。「十の口」口数が多いのが、古い人のこととも読

めますから、話すより聴く人になりたいものです。はい!。

・・・・・・・

2010年5月21日 (金)

因:ちなみ

Photo

「因」;イン、よる、ちなむ。 「口」関連の文字を終了したのに、今

度は「くにがまえ」(口を大きくして囲む)の、文字たちを書きたくな

りました。その始めが「大」を口で囲む「因」です。口を書き続けて

きたことと、何かの「因縁インネン」があるかもしれませんね。形的に

は、四角い布団の上で大の字に寝ている人らしいです。かさねて

とか、によって、それにつれて、「原因」「因習」「勝因・敗因」など、

「原因・結果」「善因・善果」「因果・応報」を心に書き込みます。

・・・・・・・

2010年5月20日 (木)

和:やわらぐ

Photo

「和」;ワ、なごむ、やわらぐ。 「口」のつく漢字を書き始めて今日

で60日、60字になります。 「口は禍の元」などと言いますが、確

かに口数が多くなると、「失言」も出てきます。そろそろ「口」を終了

します。最後に「和」です。和は稲など食物の穂を示す「禾」に「口」

で、人の幸せを感じる漢字ですね。また、「以和為貴ワヲモッテトウトシト

ナス」(むつまじく親しみあうことが尊い)と言う言葉があります、「平

和ヘイワ」、争いや喧嘩のない「大和ヤマト」を大切にしましょう。 

・・・・・・・

2010年5月19日 (水)

呆;あきれる

Photo

「呆」ホウ、あきる、あきれる。 木の上で、ぽか~んと口をあけて

る様子でしょうか?。「呆然ボウゼン」:驚きあきれてぼんやりする。

「呆気アッケ」:急に意外な状態に合い、ビックリする様子です。

「阿呆アホウ」は愚か者のことで、関西では「アホ」をよく聞き、関東

では「バカ」が多いようですね。漢字源では、「お襁褓オムツ」をあて

た赤ちゃんの姿で、「褓」の中の「保タモツ」はその意味が含まれて

いたのですね。 「痴呆症」でなく「認知症」に変えられたようです。

・・・・・・・・

2010年5月18日 (火)

呈:てい

Photo

「呈」:ジョウ、てい。 「進呈シンテイ」「贈呈ゾウテイ」は、差し出すこと

で、「呈上テイジョウ」「献呈ケンテイ」「奉呈ホウテイ」など、「王」に「口」を

上げる姿で、目上の人に「口上」をもって、差しあげる感じの漢字

に見えてきます。漢字源によると、「呈」の下は「王:テイ」で、人が

直立する姿で、口でまっすぐに述べる、隠さずズバリ表現すること

と言われます。「露呈ロテイ」は、悪事がばれて、さらけ出されること

で、近頃ニュースで多くなっています。「ざんねん!」   

・・・・・・・

2010年5月17日 (月)

吹;ふく

Photo

「吹」;スイ、ふく。 口が欠ける、欠点、欠乏、欠損など足りない、

良くない感じの漢字ですね。  が、この場合の「欠」は「欠伸アクビ」

(ハア~ッ)と、息を吐き伸びをする、人の動作をあらわす意味も

あり、吹くは体をかがめて、口から息をふきだす姿を描いた文字

でした。笛を吹くや、吹雪フブキなどと言う言葉もありますね。但し

この文字はやや軽いイメージで、「吹聴フイチョウ」(皆に言いふらす

)とか、「嘘吹ウソブク」など、よくない印象をあたえる漢字ですね。

・・・・・・・

2010年5月16日 (日)

呑:のむ

Photo

「呑」;ドン、のむ。  「天テン」に口か、「夭ヨウ」に口かで、感じがず

いぶん変わりますね。天の口なら、大空から何か降りてきたイメ

ージですが、「夭(人が首をかしげる姿)」に口になると、「妖精の

口」から流れ出る魅惑的な呪文をイメージしませんか? 楽天家

の吾輩は、この「呑」の字が好きです。「呑気ノンキ」(気楽でのん

びり)な暮らしが続くことを念じています。「呑舟の魚ドンシュウノウオ」

(舟をのみこむほど大きな魚)のような大人物が期待されます。

・・・・・・

2010年5月15日 (土)

器;うつわ

Photo

「器」;キ、うつわ。 旧字は「器」で、中が大でなく犬です。「哭ナク」

よりも口が二つも多くなるので、さぞ喧しくうるさい感じの漢字です

ね。でもこの「口シカク」は「口クチ」ではなく、入れ物(容器)のことで、

さまざまな入れ物を、種類が多い意味で、「犬」を加えて表現した

文字でした。「あの人は器が大きい」などと言う場合は、その人の

才能の大きさ、或いは 度量の大きさを誉める言葉です。 「大器

晩成タイキバンセイ」大人物は、ゆっくり育つと言う言葉も好きです。

・・・・・・

2010年5月14日 (金)

品:しな

Photo

「品」ヒン、しな。 口が三つですから、さぞ喧(ヤカマ)しいことだろう

と思いました。が、この口は口ではなく四角い形を示して、色々な

物を積み上げた様子を表しているようでした。 一時品格が問題

になった大相撲、今は一人横綱でなんとなく、元気が出ません。

上品・下品のイメージは、相撲ばかりでなく全ての人の人柄に関

わることで、近頃の芸人にも、品に欠けるのが、増えています。

国会でも品のない「野次ヤジ」は払下げに願いたいものですネ。

・・・・・・・

2010年5月13日 (木)

呂:ろ

Photo

「呂」;リョ、ろ。 口が二つ並んで、似たものが同じ線上に連なる

様子を意味する、漢字だと言われます。日本語では「風呂フロ」や

風呂で下に敷く「風呂敷フロシキ」などでなじみ深い漢字ですね。人

偏ニンベンが付くと「伴侶ハンリョ」(夫婦や仲間)の「侶リョ」(ともづれ)

となります。また音楽の音階の調子のことを「律呂リツリョ」と言いま

すが、調子づいて飲み過ぎで「呂律ロレツ」が回らない状態は、気

をつけたいものです、 はい!。

・・・・・・

2010年5月12日 (水)

喰;くう

Photo

「喰」:くう、くらう。 「食ショク」は漢字で、「喰クウ」は日本製の漢字

だそうです、知りませんでした。よく「食」は「人と良」と書き、食事

を一緒にすることで、人間関係が良くなると言われます。  セミナ

ーや講演会の後の懇親会・食事会は、とても大きな意義と効果

を体感します。字源、字典をひらけば、たべるは「食べる」。くうは

「喰う」と書かれています。  感じとしては「喰う」のほうが、お口一

杯に頂いている、満腹感が感じられる漢字ですね。   

・・・・・・・

2010年5月11日 (火)

嗄;かれる

Photo

「嗄」:サ、かれる。 旁(文字の右半分)の「夏ナツ」は、乾燥して水

気が涸れて 「ガサガサ・ざらざら」する季節を言います、「嗄」は口

が夏状態になり、渇いて声が かすれる、しわがれ声 になることで

すね。歌手の森進一の、「おふくろさん」は、この、少し掠れる声で

独特の感じを聴かせています。が、最近できた「たちあがれ日本」

と言う政党の、代表的なお二人の声が、掠れ声で気になりますね

「立ち枯れ日本」などと酷いことを言う人も居ますが、顔晴れ爺様。

・・・・・・・

2010年5月10日 (月)

嘘;うそぶく

Photo

「嘘」;キョ、ふく、うそ、うそぶく。 口が「虚ムナ」しい(中味がなくう

つろ)、虚しい言葉、ウソをつく(言う)ことです。  近頃のテレビ画

面で、政治家さんや、経営者さんのことばが、何とも虚しく聞こえ

ませんか。 言う度に内容が変わる、簡単に前言を取り消す、何

を言いたいのかよく分からない…。  虚キョは、口を尖らせて息を

「ふーっ」と吹く様子を表す字だそうですから、「空吹き・嘘吹き」

なのですね。昔から「嘘つきは泥棒の始まり」と言いますヨ 

・・・・・・・

2010年5月 9日 (日)

唸;うなる

Photo

「唸」;ネン、うなる。 右側の旁は「念ネン」ですが、「今イマ・コン」は、

今現在の意味で、「唸」は今の心、おもいを口に出すことになりま

すね。でも、実は「今」は「いま」の意味でなくて「∧」型のフタで押

さえ込む様子を表し、口をふさいで、声だけをうんうんと出す事で

した。「含フクム」「吟ギン」なども同系の漢字で、口を開かず、含み

声で詩歌を吟ずることですね。かって「あー、うー…」と、唸るよう

に答える総理がいましたが、リーダーは言語明瞭が大切ですね。

・・・・・・

2010年5月 8日 (土)

喧;かまびすし

Photo

「喧」ケン、かまびすしい。 わいわい、がやがやとやかましい様子

「嘩カ」(口と華)がつくと「喧嘩ケンカ」で、騒がしく言い争う、殴り合う

ことになるんですね。右側は宣伝の宣で「宣セン」は、のべる、のた

まう、あきらかと言う意味の文字で、それに「口」がつくと一気にけ

んかになってしまうのですね、「口は禍の元」とはよく言ったもので

す。「喧伝ケンデン」「喧噪ケンソウ」など、仏教の国タイでのデモ隊との

「喧騒・喧争ケンソウ」の様子、動物の長として、残念ですね。 

・・・・・・・

2010年5月 7日 (金)

唱;うたう

Photo

「唱」;ショウ、となえる、うたう。  「昌アキラカ」(日タイヨウのように明

らかに、ものを日:イウ意)と口で、人の先にとなえたり歌い始める

ことですね。 「娼ウタイメ」  「倡ワザオギ」など、歌を聴かせる人を表

す漢字です。「歌唱」歌を唄う。「愛唱」好んで唄う。「暗唱」暗記し

てそらで唄う。「独唱・合唱」。「夫倡婦随」は夫がまず言いだして、

妻がそれに従うことで、夫婦がよく和合(仲良く)出来るという言い

伝えがありましたが、今では「婦倡夫随」が良いようです… 

・・・・・・

2010年5月 6日 (木)

唄:うた

Photo

「唄」;バイ、うた。 連休も終わり、みなさんお疲れが出ませんよう

。と、ずーっとお宅族の吾が夫婦は、余計な心配しています。

TVで潮干狩り、こども達がうれしそうにしてる姿を、微笑ましく感じ

ます。「口に貝=唄」、蛤やアサリの二枚貝は、いかにも口をパク

パクさせて、唄い語る感じの漢字ですね。 じつは仏教用語で「梵

唄ボンバイ」は、仏典を調子よく歌うことだそうです。 国語としては

民謡や俗謡のことで、「小唄コウタ」「端唄ハウタ」を言いますね。

・・・・・・・

2010年5月 5日 (水)

喋;しゃべる

Photo

「喋」チョウ、しゃべる。 「葉」の草冠が取れて、もっと軽くなり蝶々

のように、ひらひらと舞い上がる口?。いかにも軽々しい口ぶりで

「おしゃべり」のイメージですね。 吾輩もやや薄い唇で、軽口が多

くておしゃべり好きで、常々自重していますが、なかなかコントロ

ールができず、後悔、反省ばかりです。今の総理さんの「お口」も

小さくて薄いんですが、ここのところ、言葉の軽重を問われる記事

が新聞紙上に多くなり、幹事長さんのお口は厚くて重そうですね。

・・・・・・

2010年5月 4日 (火)

呎:フィート

Photo

「呎」;フィート。 口に寸スンで「吋」インチ、口に尺シャクでフィートで

約30.4㎝、長さの単位ですね。「尺シャク」は約30.3㎝ですから殆

ど同じで、だから【呎=尺】と書いたのでしょうか。 1吋=2.54㎝、

1寸=3.03㎝ですから1呎は12吋、1尺は10寸となるわけですね。

現在日本では、計量法で、取引や証明で尺貫法を用いることは

禁止され、違反者は50万円以下の罰金に処せられるが、実際に

は伝統的な業種では黙認されているので、変な国です  

・・・・・・・・

2010年5月 3日 (月)

吠;ほえる

Photo

「吠」:ハイ、バイ、ほえる。 犬に口二つで「哭コク:なく」ですが口

が一つだと「ほえる」になるのですね。哭は「キャンキャン」と鳴く

感じですが、吠えるは「ワンワン」と鳴くような、感じの漢字に見

えてきました。狼も「遠吠え」と言うように、力を感じさせる鳴き声

になります。驢鳴犬吠 (ろめい けんばい) ろばが鳴き犬が吠え

る( ありふれていて聞くに値しないこと)。「吠える犬は噛みつか

ぬ」など、「吠える」、は弱者の空威張りのイメージがありますね。

・・・・・・・

2010年5月 2日 (日)

哭;なく

Photo

「哭」;コク、なく。 犬に口が二つです! 犬は用心深く、番犬は

とくに大声でなくのが仕事で、その上口が二つですからやかまし

く泣く様子を表す文字ですね。 「啼哭テイコク」(大声でなき叫ぶ)

「慟哭ドウコク」(身を震わせて泣く)など、激しい泣き方を感じる漢

字ですね。泣は、しゃくりあげてなく。哭コクは、大声でなく。唏キは、

すすりなく。鳴は、鳥がなく。囀テンは、ころばすようにさえずる。

など、「なく」の漢字が多いのは、人情を大事にする心ですね。

・・・・・・

2010年5月 1日 (土)

啼;なく

Photo

「啼」;テイ、なく。 「帝ミカド」の口と書き、帝王、皇帝のお言葉の

ことを言うのかな、と思いましたが、啼はつぎつぎと伝えてなく様

子を表し、「啼泣テイキュウ」;涙して泣き続ける。「啼哭テイコク」;大声

で泣き叫ぶことでした。漢字源によると、「伝逓の逓テイ(=遞。つ

ぎつぎと伝える)と同系である。」と説明されていますが、この辺の

漢字の起源はすこし分かり難いところですね。「啼血テイケツ」とは

血を吐いてなく、悲痛な様子ですが、世界のどこかの現実です。

・・・・・・・

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »