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2009年12月

2009年12月31日 (木)

披;ひらく

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「披」;ヒ、きる、ひらく。 。「披」は手で皮をひらいて着る

様子のようです、「披露」など、何かを広く知らせることを

言いますね。よく似た文字に「被服」の被があります。こ

ちらは「衤;衣扁」で皮を着るですね。皮のつく字は「彼」

「疲ツカレ」などがあります。さて今年も今日で終わりで、

不況風に吹かれて、誰彼なく疲労感が漂います、明日

から新年、元気一杯、笑顔満面、開運の元旦を…。

2009年12月30日 (水)

拑;ふくむ

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「拑」カン、はさむ、ふくむ。 木に甘いのは「蜜柑ミカン」

の「柑」ですが、手偏に甘いは、はさむ、ふくむの意味

なんですね。「手が甘い」と言うのは、碁や将棋で指し

手が弱い様子の事でしょうか。舌に甘い甜は「甜菜」(

砂糖大根)。木の上に甘い某は「某日・某所」などと曖

昧にぼかす言葉です。近頃の政治屋さんも「拑口」口

をモゴモゴ、誤魔化しは許せませんヨ。    安心。

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2009年12月29日 (火)

批;ふれる

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「批」;ヒ、うつ、ふれる。 「比」は「人人」と並んだ様子

で、そこに「手」をそえて、応援している感じの漢字に見

えますね。でも違うんです、「批判」「批評」など、並べて

「比クラ」べて、良し悪しを評価・判定する事でした。世の

中には、評論家、批評家がいます。中には、自分では

何も作っていないのに、批判だけと言う人もいます。小

生も偉そうに言えません。反省します。  安心。

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2009年12月28日 (月)

拉;ひく

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「拉」;ロウ、ラツ、ひく。 ふしぎな文字ですね、手で立

つ、逆立ちのことでしょうか。違うんです!、両手で引っ

張って連れて行くこと、「拉致ラチ」は、むりに引き連れ去

る事だそうです。近頃「拉致事件」がニュースになること

も多くなりましたね。この文字を静かに眺めていると、手

で立てる、赤ちゃんの手をとって立たせる、よちよち歩

きを手助けする、親の姿に見えてきました……。 安。

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2009年12月27日 (日)

拍;うつ

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「拍」ハク、ヒョウ、うつ。 白い手、白くて清潔な手、手

が白くなるほど、拍手ハクシュをする様子でしょうか。どう

もこの「拍」の白は、色の白ではなく白ハクの音を借りた

「形声文字」で、拍手ハクシュも、拍子ヒョウシも、手のひらを

うって出る音を表す文字のようです。歌い手の歌のリズ

ムにあわせて拍子をとるのも、手を叩いて相手をほめ

そやす拍手も、心がかよう楽しい仕草ですね。 

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2009年12月26日 (土)

拒;ふせぐ

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「拒」;キョ、こばむ、ふせぐ。 巨(おおきい)扌(手)で、

拒否・拒絶する人の姿のようです。「距」は足扁になっ

て、へだてる、間をあける意味になります。じつは「巨」

は取っ手のついた定規の形で、その定規で測る大きさ

から、大きい物を「巨大」、人の場合は「巨人」「巨匠」

などと評価したのですね。大人は、大きな手を拡げて、

やさしく受け入れて下さる姿でありたいですね。 

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2009年12月25日 (金)

捉:とらえる

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「捉」;ソク、とらえる。 手と足でとらえる、なんとなく走

っていって、つかまえる感じの漢字ですね。じつは、こ

の「足ソク」は伸縮するあしのことで、ぎゅっとちぢむ意

味があり、手の筋肉を縮めて、人をぎゅっとつかむ様

子をあらわしている漢字だそうです。把捉(にぎってつ

かむ)や、捕捉(つかまえる・逮捕する)など、やはり強

制を感じる漢字でした。            。安心。

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2009年12月24日 (木)

択:えらぶ

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「択」タク、えらぶ。 手で尺シャク(ものさし)で計るように

して、選ぶ「選択」かな?と思いましたが、実は旧字は

」で「尺」は「睪;目と幸」だったんです。横目で見て、

幸せになると言う感じの漢字ですね。ところが「睪エキ」

の下の「幸」は「手かせ(両手が自由にならないように

する道具)」で、手かせをした容疑者を並べて、面通し

で選び出す様子、ただの幸福ではなかったのです。

2009年12月23日 (水)

抽:ひく

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「抽」;チュウ、ぬく、ひく。 抽の右の由は、「壺」の形を

表わし、細い口から「ずるずる」と、細く長く出る様子で

「油」の字も親戚の字ですね。抽選・抽籤(くじをひく)の

抽ですが、昔の籤クジは、細い竹片に番号を書き、箱に

入れそれを小さな穴から、抽出(引き当てる)のでした。

「由」はまた、由来、理由とか、自由などの言葉に当て

るように、田から突き出る感じの漢字ですね。  

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2009年12月22日 (火)

拙:つたない

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「拙」;セツ、つたない。 「拙宅」「拙者」など、自分を謙

遜して言うときに使う文字ですが。「手が出る」と書くの

は面白いですね。 「出」は、足が凵印の線からでた様

子を表していて、基準より下がっていて、見劣りするこ

とを、「拙」まずい、見劣りする、つたない、などと言うこ

とでした。今日で346日「一字一言」「拙文」を書き連ね

て来ましたが、おつきあい、ありがとうございました。

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2009年12月21日 (月)

投:なげる

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「投」;トウ、なげる。 ふしぎな文字ですね、「投了」と

か「投降」など、自分を「なげ捨てる」意味と、「投票」

「投稿」など相手に「差し出し」て、納める意味にも使

います。右の殳シュは几キ(立てぼこ)を又マタ(て)で立

てる姿、それに手を添えた「投」は、相手先になげて

立てる様子をしめす漢字だそうです。「意気投合」す

る仲間や、友人は多い方が幸せですね。 。安心

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2009年12月20日 (日)

担:かつぐ

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「担」;タン、になう、かつぐ。 「旦タン」の一は地平線で、

そこから日が出る「朝」のことです、元旦の旦は新年の

朝のことです。それに手を付けて「かつぐ、になう」と読

むのはスゴイですね。 実は「担」の旧字は「擔タン」でし

た。この字はたしかに、重くのしかかる感じの漢字で、

学校の先生で、特に「担任・擔任」の先生の、ご苦労は

大変で、ありがたいことと改めて感謝ですネ。  

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2009年12月19日 (土)

招;まねく

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「招」;ショウ、まねく。 「召ショウ」は、めす、呼び出すこ

とで、「扌」がついて、手で招き寄せるのが「招」になっ

たのですね。 「召」が(口の上に刀)と書き、恐い感じ

の漢字に見えますが、この刀は、弓なり状に曲がった

刀のように、手をしなやかに曲げて「おいでおいでと」

手まねきする様子を表しているのでした。近頃「招待

状」を頂くことが少なくなりました…。  安心。

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2009年12月18日 (金)

握:にぎる

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「握」アク、にぎり、にぎる。 昨日の「把ハ」と同じ「把握

ハアク」の「握アク」ですが、どちらもにぎる事をしめす文字

です。「握」は屋(尸;おおいの幕)に(至る;ふさぐ)と書

き、手で覆い隠すように「にぎり持つ」ことのようです。

「握り寿司・握り飯」など、人肌の暖かさを感じますね。

そういえば、近頃握手したり、ハグ(軽く抱擁)をする人

達も多くなりました。平和な風景です。    。

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2009年12月17日 (木)

把;にぎる

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「把」:ハ、とる、にぎる。 右の「巴トモエ」は、人がうつ

伏せて「腹ばい」になった姿だそうです。手の面を押

し当てるのを「把」と書き、掌で握ることを「把握」と言

うのですね。「巴」は「卍巴マンジトモエ」とか、水の渦巻

模様などを表すこともあって、手招きして人を誘う様

子「軟把ナンパ」するような感じを、感じさせる漢字に

見えてきませんか…。  。 安心。

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2009年12月16日 (水)

控;ひかえる

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「控」コウ、クウ、ひかえる。 手が空(あく)状態。手が

空(から)になる。なんだか、閑な感じの漢字ですね。

空は穴に工と書いて穴を塞ぐことかな?と思ったら、工

は、つきぬけることで、穴を開けて中が空っぽになる意

味ですって!。穴、くぼみで、人がくぼめて引き下がり、

控えている様子だそうです。でも、この字は「手に空」を

持っていると言う、希望のある感じですね。 。安心。

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2009年12月15日 (火)

按;しらべる

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「按;アン、おさえる、しらべる。 「按摩アンマ」手でからだ

をおさえたり、もんだりして病気をなおすわざ。もみ療治

。「案配アンバイ」料理など味加減をほど良くすること。手

を使って、安定・安心・安楽な状態にする様子をあらわ

す漢字ですね。小生の名前が「安治ヤスハル」なので、こ

の字も身内のような感じで、好感を感じる漢字です。

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2009年12月14日 (月)

托:あずける

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「托」;タク、のせる、あずける。 茶托の「托タク」で、茶碗

を受けて載せる平らな器ですね。「宅」「託」など、「乇」を

使う文字がありますが、この「乇」は 若芽が地上で定着

して安定した様子で、手をそえて、じっと受けて安定させ

ることのようです。「托鉢」は、お坊様が修行で、お経を

あげながら、家々を廻って、お米やお金を鉢に受けて恵

んでもらうことです。今ではあまり見かけませんね。

2009年12月13日 (日)

抗;あげる

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「抗」;コウ、さからう、あげる。 昨日の「抵」と組むと

「抵抗」となって、やはり頑なな感じの漢字になります

ね。でも、旁(右の字)は、亢然、亢奮など、元気な勢

いを感じられて、何か手で捧げ持ち上げるイメージを

感じてきませんか。 ありました、「抗志」志を高くして

生きること。「抗節」堂々と胸を張って信念を守り通す

姿勢。やはり良い文字でもあるんですね。  

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2009年12月12日 (土)

抵;あてる

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「抵」;テイ、いたる、あてる。 右側の字が「底ソコ」に

似ているので、なんだか、底にぶつかる、突き当たる

感じの漢字に見えてきます。確かに、「抵抗」は張り

合って手向かう様子です。でも、「抵」も、いたる、い

たす、あたるなどと読めば、また違う良い感じの漢

字に思えてきますね。漢字の底力でしょうか。 

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2009年12月11日 (金)

抒;のべる

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「抒」;ジョ、のべる。 心の中の思いを「のべる;展開」

するのが「抒情」。「叙情」も、感情をのべあらわすこと

で同じ意味の言葉のようです。「予」はあたえるの意

味もあり、予言、予測、予備など、前もって、見たり用

意したりの、心遣いが感じられて、「抒情じょじょう」も

優しい雰囲気があって、好きな言葉です。  

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2009年12月10日 (木)

扣;ひかえる

A

「扣」;コウ、ひく、たたく、ひかえる。 こんな字は知りま

せんでした。手で口を押さえている感じの漢字ですね。

「ロ;クチ」は、カタカナの「ロ:ろ」と同じで、「ろ」と発音す

れば「くち」はこの形になりますね。この「口」は、くぼみ

穴のことで、「手でくぼませる」と言うことらしいのです。

つまりは、言いたいことを押さえて、控える姿勢で、同

じ意味の「控える」も、右は「空カラッポ」ですね。  

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2009年12月 9日 (水)

打:うつ

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「打」;ダ、チョウ、うつ。 「手+丁テイ」で、「とん」とうつ

動作をあらわす字なんですね。その「打つ」の言葉は、

釘を打つ、碁を打つ、電報を打つ、心を打つ話、打ち

消すなどと、広く使われる言葉ですね。また、医師が

診察する時、指でとんとんと打つ「打診」。ビジネスで

相手の様子を探る「打診」もあります。また野球の打

者イチロウ達の「好打」は世界の注目の的です。

2009年12月 8日 (火)

扨;さて

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「扨」;さて。  一昨日の「扱い」によく似た文字ですが。

手偏に「刄 ジン、ヤイバ」で、刀の刃ハ(切れるところ)を

つけた、恐い感じの漢字ですね。たしかに「扨;さて!

それでは…」などと、今までの状態をいったん切り取っ

て、何か言い始めたり、何か動作を促す時に、ケジメ

がついて、「ハイ!では…」と、切り替えがうまく出来そ

うなことばですね。「刀・刃・刄」微妙な違いです。 

2009年12月 7日 (月)

払;はらう

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「払」フツ、はらう。 手に「ム」って何でしょう?。こちら

は常用漢字で、誰か偉い人達が勝手に変えた字で、

旧字の漢字は「拂」でした。この右の「弗フツ」は今では

アメリカの通貨「弗ドル」を言いますが、フツは左右には

らって切ることを表す文字でした。人偏が付くと仏;佛

で「ほとけさま」になる文字で、いいかげんに、払いの

けてはいけない感じの漢字ですね。    

・・・・・

2009年12月 6日 (日)

扱;あつかう

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「扱」ソウ、しごく、おさめる、あつかう。 手が及ぶ、

手を動かしていろいろな処置をする様子を表す漢字

のようですね。「及オヨブ」は「乃ナンジ:あなた」にたす

きを掛けた形で、「扌に及」で、後ろから手をさしの

べて、細々と心遣いが及ぶ優しい感じの漢字です

ね。「○○扱い所」も優しさが欲しいです。 

・・・・・

2009年12月 5日 (土)

折;おる

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「折」セツ、おる。 斤は斧オノのこと。手を斧のようにし

てものを二つにすることのようですね。 人が腰を折り

曲げる姿は、折伏、折檻される様子が浮かびます。

「折角」と言う言葉がありますが、角を折る、自己主張

をしない、お互いが、それぞれ譲り合いの心で、折衝

する折れ合いをする人間関係が出来れば、もっと楽し

くて幸せな世の中になりますね。念じます。  

・・・・・

2009年12月 4日 (金)

抄;うつす

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「抄」:ショウ、かすめる、うつす。手が少ない、手抜き

のようですね。「抄本」は書類の一部を、抜き書きした

物ですから、原本とちがいます。「かすめる」と言うの

も、他人の物をサッとかすめ取ることで、よくないこと

を言います。でも、「少」は斜めに薄くそぎ取る様子で

、「少年」と書くように、年齢が少ない、若いと言うこと

で、若い手のことだと思えば、良い感じです。 

・・・・・

2009年12月 3日 (木)

抓;かく

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「抓」ソウ、つまむ、つかむ、つねる、ひっかく。 手へん

に「爪」でこんなに意味があるんですね。昔国語の先生

が「爪(ツメ)にツメなし、瓜(ウリ)にツメあり」と教えられた

ことを今も忘れません。よく見るとたしかにそうですね。

冬になると、老人特有の乾燥肌の「痒さ」で、就寝中に

爪で抓きむしっています。抓(カク)には掻(カク)と言う字も

ありますね、こちらは「蚤」で騒がしい感じですが。 

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2009年12月 2日 (水)

技;わざ

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「技」ギ、たくみ、わざ。 「扌テヘン=手」で支えるすがた

ですが、「支」が、十(竹の枝)を又(手)で持っている様

子を表す文字で、「扌+又テ」で、しっかり手をかけた仕

事を示す感じの漢字ですね。 手技、技術、技巧など、

手技(テワザ)ばかりでなく、身体全体での演技、妙技、

技能とスポーツ界でも、テクニックだけでなく、態度や志

を重視する、時代になっていますね。 。 安心。

2009年12月 1日 (火)

迚;とても

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「迚」:とても。 辶に中の字ははじめて知りました。氵に

中は「沖」で海の岸から離れたところですね。「迚」は道

の真ん中、ではありませんでした。「途中」のこと、出発

点から、目的地までの「中」で、まだまだ遠い地点のこと

で、「とてもとても…」「どうにもこうにも…」「とうてい…」

行き着けない状態を、あらわす【国字・日本の文字】でし

た。優しい感じの文字ですが、なさけないですね。 

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