「遂」;スイ、とげる。 「豕イノコ」は豚ブタのことで、遂の右
は「重いぶた」の姿ですって。つまり何かを求め、辛くて
遠い道をたどり、ついに目的を遂げる様子をあらわして
います。遂究(最後までたどり究める)、遂行(物事をや
りとげる)など、粘り強さを感じさせる漢字ですね。良く
似た文字に逐チク(おう:追う)がありますが、こちらの豕
は「いのしし」で、追い詰める意味の漢字です。 。
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「邁」;マイ、ゆく、つとめる。道を萬(万)歩進む、遠くへ
どこまでもゆく「勇往邁進」を感じさせる漢字ですね。 小
生は、どちらかと言えば、のらりくらりの「散歩歩き」が好
きなので,脇目もふらずの「邁進」は苦手でした。漢字源
に依ると、この「萬」は、あの「猛毒を持つサソリ」の姿で
、勢い激しく進む様子を表しているとか、一見力強い文
字ですが、少し「毒気」があるようですね。 安心。
「達」;タツ、ダチ、とおる。 達人、達磨;ダルマなど、人一
倍すぐれて尊敬される様子を「達」で表し、「達者・達筆・
達言・達観」などと言いますね。右の部分は「土に羊」で
土に潜る羊では、不自由な姿ですよね?。漢字源に依
ると「土ではなくて大」だそうです。つまり、大から羊がす
るりと通り抜ける様子で、すらすらと物事を理解、成就
できる人を「達人」と言うわけですね。 安心。
「退」タイ、ひく、しりぞく。 右の字「艮コン」は、限とか恨
とか根と同じで「止まって動かない」意味を表すもじです
って。退却(負けて引き下がる)退化(使わないと機能が
弱くなる)退屈(する事が無くつまらない)など、良くない
感じの漢字に見えます。でも、「艮コン」は「良ヨイ」の上の
「点」が無いだけです。何かちょっと工夫して、付け加え
れば物事は、良い方向へ進展しますよネ。 。
「送」:ソウ、おくる。 送別、送行など、「关ショウ」が道
を行く人の後ろ姿を、見送る感じの漢字ですね。送迎
の「迎」は、いかにも、仰ぎ見て、お迎えする姿が感じ
られます。もちろん、娘達や、知人からの心を込めた
プレゼントが宅急便で「送られて」来る時の「送」の
「关ショウ」は、両手を挙げて「バンザイ」している人の
姿に見えてきます。不思議です 。安心。
「逅」:グ、こう。 昨日の「邂逅カイコウ(出合う)」の「逅
コウ」で、邂も逅もそれぞれ一字で使うことの無いめず
らしい漢字です。「邂」は道が「解」るでしたが、「逅」
は道の「后ゴ(うしろ)」で、後戻りと言う感じの漢字で
すね。また、「后」は皇后さま、お后キサキのことを言う
文字なので、控えめで、奥ゆかしい女性との出逢い
を、想像できる優しさも感じられますネ。 安心。
「邂」:かい。 。「解カイ」は、分解すると、「牛の角を刀」
で「解剖カイボウ」してるような恐い漢字ですね。 でも、
「邂逅カイコウ」(思いがけなく出逢うこと)の「邂」ですし、
辶;道が解(ト)ける、筋道が分かるという感じの漢字で
でもあるんです。絡まった紐の結び目が、解けたときの
気分も忘れられないですし、迷路を行くときの不安感も、
出口が解ければ、安心して歩けますね。 。
「進」:シン、すすむ。 「隹トリ」鳥がスイスイ飛ぶように
前に行く様子をあらわす漢字です。進歩、進化、進学、
進展、促進、昇進、栄進、寄進、進取の気性、日進月
歩、勇往邁進など、気分の良い感じの漢字ですね。
友人、知人に「進ススム」さんが沢山います。字の意味
のとおり前進してる人、一進一退してる人もいます。
親の名付けた名前、感謝して生きることですネ。 。
「迫」:ハク、せまる。 白い道?。真昼の太陽に、白く照
らされて、遠くのびる道の姿でしょうか?。 ところが、せ
まる;切迫、おしつめる;圧迫、おいつめる;強迫・脅迫
など、ピタリ近くくっつく感じの漢字、「白しろ」い色は関
係ない漢字なんですね。 泊(舟が泊まる)。拍(拍手手
を打つ)。伯(父の兄)。粕(酒粕)。舶(船舶・舶来)。な
どと同じで「白;ハク」の音を、借りた漢字でした。 。
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「述」;ジュツ、のべる。 右の「ホ `」はなんとなく「ほっ」
とする感じですネ。 じつは、右の字「朮ジュツ」は「十に
ツブツブがくっついて離れない、もち粟」の穂の姿だと
か。詩や小説を書く時、じっくり筋道をたて、言葉を選
び、まとめる「著述」のイメージが感じられます。心に
思うことを述べる「述懐」、文章を書かず口で述べる
「口述」など、人間味を感じる漢字ですね。 。安心。
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