2017年6月18日 (日)

撫:なでる

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「撫」:ブ、なでる。 「無い手」でなでるとは、不思議な漢字?です。

この「無:ブ」は「ない」の意味ではなくて、ブの音を借りた漢字だそ

うです。頭を撫でる、愛撫は慈しんで撫でる、撫心は胸を撫でて安

心するなど、日本語には少ないですが、漢字源には20以上の熟

語があります。筆文字を眺めていると、ゆびと掌で「やさしく」なでら

れる感じが伝わってきます。「ナデシコ・撫子」は国字で秋の七草、

撫でたくなるほど可愛い花のイメージですね。似た漢字に「憮然」

ぶぜんの憮があります、こちらは「心が無い」むなしい漢字です。

2017年6月11日 (日)

抱:かかえる

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「抱」:ホウ、だく、かかえる。 「手+包む」、包は、赤子を腕の中

にかかえ込む様子で、「抱擁;ほうよう」は、優しくすてきな感じの

漢字ですね。この春、新しい抱負・計画をもってのスタートでした。

余裕で楽しむ「お笑い番組」お腹を抱えて笑う「抱腹」してます。

同じ「抱」でも、「介抱や辛抱」の熟語は、「老々介護」の老いた人

が老いた親や連れ合いを介護する様子は、辛い情景です。吾が

家では、たまに訪問する「孫娘」が優しく「ハグ」してくれるんです。

2017年6月 4日 (日)

描:えがく

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「描」:ビョウ、えがく。 「かく」には「書くと描く」があります。書ショ

は、「筆+者」でできた漢字で、主として文字を書くことを表し、描

エガくは、「手+苗」で、右の「苗なえ」は、生えたばかりで細く弱々

しいねのことで、物の形を細かく写しえがく様子を表す漢字だそう

です。よく似た漢字に「猫」があります。「犭(けもの)+苗(なよな

よとして細い)」しなやかでほっそりしたねこを書いた漢字ですね。

小生、どちらかと言えば猫ちゃんはこわくて、犬好きです・・・。

 

2017年5月28日 (日)

悟:さとる

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「悟」:ゴ、さとる。 さとす、ああそうかと理解する。「忄(こころ)+

吾(じぶん)」で自分の心に感ずる状態を表す漢字かな、と思いま

した。が、この吾は、「われ」では無く、五「二と×(交差)」に口で、

語り合うこと、×型の一点で「はっと思い当たることだそうです。

西遊記の「孫悟空」の名前、悟空は、空(無の世界)を悟る仏教の

心理を得た人を言うのですが、石猿の化身「孫悟空」は、実は賢

く、忠実な、家来だったのですね。

2017年5月21日 (日)

伍:ご

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「伍」;ご。  「人偏+五」で五人の人数を表す漢字です。昔の軍

隊でいちばん小さい編成が五人組で「伍」でした。少年時代に戦

時を体験している身には、「伍長ゴチョウ」と言えば、颯爽とした若い

兵隊のイメージでした。が、吾が長兄も従兄弟も、若くして《戦死》

帰らぬ人になっています。「落伍ラクゴ」という熟語があります。仲間

から外れ、落ちこぼれる様子を言いますが、あの戦時中の世間の

風潮は、今思い返せば、怖い伍列(組んで流れ)から落伍しないよ

う引きずられて進む、羊の群れの姿・・・。戦争は卒業したいです。

2017年5月14日 (日)

語:かたる

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「語」:ゴ、ことば、かたる。 右の「吾ゴ」は一人称の「われ」の意

味もありますが、「口+五(交差)」で、人とひとが交差して話し合

う様子も表す漢字だそうです。 「吾ワレ」が、我:われと同じに使わ

れて、話し合う「かたり・かたらう」は、言偏の付いた「語」になった

ようです。吾輩の志事は、「個性美学;パーソナル・ビューティ」と

言う、人の願いを魅せること、想いを言葉に、その言葉を形に、

提案、創作出来る、美学の《語り部》を続けているところです。

2017年5月 7日 (日)

吾:われ

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「吾」:われ、わが。 自分をあらわす漢字に「私・吾・我・予・僕」

の文字があります。私は、ボクでなく「吾輩ワガハイ」と書くと落ちつ

きます。「吾」で思うのが、「語」と「話」の文字の違いです。話すは

「舌先でぺらぺら千口」、語るは「吾のことを五口で言いきる」と読

めますね。吾は「われ独り」、我は「われわれみんな」のイメージ、

「私ワタクシ」や「僕ボク」は、若い青年男女のコトバ。80を過ぎた老

僕には、「吾輩」が「真吾:ありのままの自分」らしく思えるのです。

2017年4月30日 (日)

五:いつつ

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「五」:ゴ、いつつ。 アッと言う間に、明日は五月!端午の節句。

「五」は元気な「五郎」君のイメージです。昔は一郎兄さんから始

まって、次郎、三郎、四郎、五郎と続き、同級生に「八郎」君がい

ました。五は「二の中に×」と書き、二本の線が交差する様子で、

片手で十を数えるとき、親指から小指までで五、そこで小指を立

てて十へ転回する姿を「×」で表したのだそうです。五味「鹹・苦

・酸・辛・甘味」。五感「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」。五徳「仁・

義・礼・知・信」。など、五のつく熟語は沢山(五万と)ありますね。

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2017年4月23日 (日)

酪:らく

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「酪」らく。 「酉(酒)+各カク」。洋酒、日本酒、甘口、辛口、各々

(それぞれ・おのおの)ひとりひとり好みで、オーダーする酒と読

みました。が、×(バツ)で、牛や羊の乳を発酵させた、乳酸飲料

のことでした。牛羊を飼い、その乳をとったり、加工してバターや

チーズを生産するのは「酪農」でした。右の「各」は「夂(足)+口

(かたい石)」で、固い石に足が当たり、つかえて、ころがして進

むようすを描いた漢字だそうです。【醴酪レイラク】と言う熟語は、

豊かでたっぷり甘い「あま酒」の事でした。

2017年4月16日 (日)

酷:こく

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「酷」:コク、むごい。 右の告は、告白、告示、告別など「つげる」

「うったえる」意味の漢字で、「酉(酒)+告」は、酒が旨いと報告

することだと、酒好きには読めてしまいます。が!。告は、牛の

顔を、きつくしめつける「角あて」を言い、酷は冷酷、残酷など、

思いやりの無い、非情できびしい意味を持つ漢字でした!。

深酒、飲み過ぎ、酔っ払っての失敗は、深刻・深酷な問題です。

味が強い、香りがきつい酒を「酷酒」ということもあるそうです。

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