2016年9月24日 (土)

距:へだつ

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「距」:キョ、こばむ、へだてる。 右の「巨」は、「 I 」型の定規に

取っ手をつけた姿で、両端が離れて、「巨大」の意味を表す漢字

だそうです。八十数年の人生で、多くの出逢いがあり、又別れも

ありました。距ヘダたり、二人の間の距離感…、寂しい想い出もあ

ります。足偏が手偏になると「距絶:拒絶」、こばみ寄せ付けない、

頑なな姿を感じる漢字に見えて来ました。「距」は巨人(大きい人)

の足と読める漢字です。巨(大きな)心で受け入れ、歩み寄り、包

みこむ人間関係を…と念願します。

2016年9月18日 (日)

跨:またぐ

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「跨」:コ、また、またぐ。 大きく開いた両足の間を表す漢字で、

股、胯と同族の漢字だそうです。右の「夸カ」は、大きく「へ型」に

ひらく様子を描いた文字で、「袴ハカマ」は両足をひらいて跨ぐよう

にはく和装のズボン?ですね。言偏になると「誇ホコリ」、「足が誇

る」?…、誇張する、誇示する、誇大な様子、大げさで、滑稽な

イメージを感じます。「足柄山の金太郎、熊に跨がりお馬の稽古

、はいしどうどう、はいどうどう」  子供時代を思い出します。

2016年9月11日 (日)

跪:ひざまずく

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「跪」:キ、ひざまずく。 「足が危ない」と読めます。近頃、足腰が

弱くなり、一日中机に向かっていると、膝や腰が痛み、「足+危」

の状態です。「危」は、「厂(がけ)の上と下に、人のしゃがむ」不

安定な様子を描いた漢字で、「跪:ひざまずく」は、両ひざを地面

につけ、ももを立ててすわる、かしこまった状態を表す漢字だそ

うです。たしかに長く続けると、ひざを傷める危険な姿ですね。

今気づいたのですが、左の文字は「足」ではなく、「口+止」と書

き、走るでなく止まっています……ネ。

2016年9月 4日 (日)

帛:きぬ

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「帛」:ハク、きぬ。 「白い巾(ぬの)」は、白い絹布を言う漢字

だそうです。帛:ぬさと読むと、神前に供える白い布を言うよう

です。「帛紗フクサ」は、茶の湯で使う四角の布で、「袱紗」と同じ

ものだそうです。白はしろ、ハク、あきらかなどの読み、潔白で

汚れの無い印象が強い漢字です。白い頭巾をかむり、静かに

舞う巫女の姿に見えて来ました。上の「白」が「口」になると、

「吊す」、何かをぶら下げた様子を描いた漢字になります。

2016年8月27日 (土)

帝:みかど

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「帝」テイ、タイ、みかど。 巾や布の垂れ下がる線を、真ん中で

ひとまとめに「締め」る様子を描いた漢字で、元は、万物をまと

めて「総括」する最高神を表す漢字だそうです。秦の始皇帝から

国をまとめる「皇帝」の称号になったようです。皇帝ペンギン、帝

国ホテル、帝釈天など、格式の高さや、一種独特なイメージを感

じる漢字ですね。「帝」も「テイ」と読むより「ミカド」と読む方が、よ

り高級な印象ですが、昔「みかど」と言う「キャバレー」があったよ

うな記憶があるようです・・・・・。

2016年8月21日 (日)

市:いち

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「市」:シ、いち。 村「寸(しばし・ちょっと)おちつく+木」のある所。

村が大きくなって、田畑に丁目が付いた「町」になり‥。人々が物

品の売り買いに集まる市場が出来て、「市」となったようですね。

吾が家のある住所は、〈羽島郡笠松町〉、周囲は市に昇格してま

すが今もなお郡・町です。以前は、なぜか、恥ずかしいと思い、

〈岐阜市外笠松町〉などと書いていました。〈外笠松ソトカサマツ〉です

かと言われてビックリ。今では、とんでもない山奥が「△△市」と

名乗っているのを見て…、「別に~~」と思えるようになりました。

2016年8月14日 (日)

幕:まく

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「幕」:バク、まく。 夕暮れ,お墓、によく似た漢字です。上の部分

の「莫バク」は、草原に日が隠れる様子を描いた漢字で、暮れの

原字だそうです。隠れて見えないの意味で、お墓は土の中に隠

す。幕は、巾(ぬの・布)で隠す様子を表す漢字ですね。お寺へ

墓参りしました。お寺の正面が幕が張り巡らされ,大きな提灯が

下げられて、何時もとちがう雰囲気でした。お盆ですね。本来の

仏教では「お墓」は無かったようですね。小生、「閉所恐怖症」で、

お墓に入ることを拒否してます。自由に飛び回りたいのです。

2016年8月 7日 (日)

巾:はば

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「巾」:キン、きれ、はば。 布巾フキン、布きれを言う漢字ですが、

幅ハバの代用字として使われます。巾は、三本の垂れ下がった

布ぎれを描いた漢字で、布・帛ハク・帆ホなどに含まれるように、

布をあらわす記号なんですね。もののひろさを表すのに、幅よ

り巾のほうが実感が感じられませんか?。人が両手を拡げて

立っている姿に見えてきました。立秋!とは言え猛暑が続きま

す、夕方、少女達が「浴衣姿」下駄ばき、手に下げて歩く「巾着

キンチャク」・・・良い風情です。

2016年7月31日 (日)

帚:ほうき

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「帚」:ソウ、ほうき。 昔は「菷」草冠が付いていました。巾が二つ

も付いていますが、布には関係の無い、ほうきの形を描いた象形

文字だそうです。手偏がつく「掃ソウ(はく)」は、箒をもって掃除をす

る姿。女偏がつく「婦フ」は、箒を持つ女性。主婦は(主に掃く女)

と読め、「女性蔑視」と言う事で、「婦人部・婦人会」は「女子部・女

子会」と書き、「看護婦さん」は「看護師さん」と呼ばれるようになり

ました。漢字になると、たしかに気になりますが、「かんごしさん」

より「かんごふさん」のほうが、優しいイメージですね・・・。

2016年7月24日 (日)

布:ぬの

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「布」 フ、しく、ぬの。 先週の「希」の上のメを除いた字ですが、

漢字源によると、「巾(ぬの)+音符父(フ)」で、平らに伸ばして、

表面にぴたりとつくぬのを表す漢字だそうです。熟語には、布巾

;食器をふく小布。布告;広く知らせる。布教;教えをひろめる。と

か布陣・公布・流布・散布・配布など、多用される漢字ですね。

「お布施」は、坊様への礼金を思い出します。仏教で「法施」は、

僧が教法を説いて信者を救済することが主役なんですね。

«希:ねがう